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お客様インタビューvol.13「二世帯の距離感」

  • 2017.09.01
  • リノベのこと
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ご実家でお父さまと同居するYさんご夫婦。ビルの老朽化をきっかけに、間取り・デザイン・子育てのしやすさ・二世帯の距離感を見直すことにしました。


2階はお父さまのフロア、3階はYさんご夫婦のフロア。LDKの吹き抜けに佇むシンボリックな階段は、これまで活用できていなかったロフトやルーフバルコニーをぐっと身近にしてくれます。

きっかけはビルの老朽化。間取りや動線も見直すことに

CRAFT(以下C):人気の駅から近く、とても便利な場所ですね。二世帯住宅として建てられたとうかがいました。

 

奥さま:はい。もともと祖父母と両親が二世帯で暮らしていたビルです。私たちの結婚を機に、ここで父と二世帯同居することになりました。それほど大きな問題はなかったんですが、築24年で老朽化が気になってきたので…。主人や父と話しあって、このタイミングでリノベーションすることにしました。

 

ご主人さま:「せっかくやるなら全面的にリノベーションしたいな」と思いました。屋上の水漏れや水回りの改善は、少しずつやるよりも一気にやったほうが経済的だと考えたからです。また勾配天井だったり、フロアが台形だったりとビルのカタチが特殊なので、「もう少し効率的な間取りにしたいな」とも思っていましたね。

ラフプランを見て、”階段を動かせる”ことに驚き

出典:リノベーション前のらせん階段。狭くて使い勝手が悪かったそう

C:そうでしたか。たしかに防水のやり替えや断熱材の増し吹きで、全体的にビルの性能をアップなさっていますね。一方で、暮らしの動線にもかなりこだわったとうかがいました。

 

ご主人さま:はじめはリノベーション会社3社に見積もりをとりました。その中で「クラフトさんがいいな」と思ったのは、階段の形と位置を替えたプランを提案してくださったからです。既存はらせん階段で、他社はそれを活かしたプランが中心。しかし使い勝手を考えると、階段の形と位置を変えたほうが、よりよい動線を確保できると思いました。正直なところ「階段を動かせる」とは思ってもいなかったので、プランをいただいた時はうれしかったですね。

 

 

C:それがこちらのスケルトンの鉄骨階段ですね。存在感がありますが、床でジョイントしていないため、宙に浮いているような軽やかさがあります。

 

ご主人さま:はじめはデザイン事例でササラが直線の階段を見て、「シンプルでいいな」と思っていたんです。でもデザイナーさんに「側面の面積が少なく、軽やかに見えるのは稲妻ササラです」と勧められ、こちらに決めました。僕たちの好みをわかってくれていたんですね。

階段によって、生活動線が大きく変わった

 

C:こちらの階段によって、ロフトや屋上にアクセスしやすくなったそうですね。

 

奥さま:これまでは天井の収納はしごを下ろして屋根裏収納に上がっていたんです。狭いし、上り下りするもの不便で、ロフトはほとんど物置状態。めったに上がることはありませんでしたね。

 

今回階段をつくったことで、これまでよりも簡単に行き来できるようになりました。ルーフバルコニーに出る窓も大きく開口したので、お布団も干しやすいですし。階段で生活動線が大きく変わりました。

 

それに階段の吹き抜けのおかげで、ハイサイドライトからは自然光がたくさん注ぐようになったんです。LDKがとても明るくなり、子育ての環境もよくなったと思います。

 

 

 

C:もうひとつ、私が気になったのは2階〜3階の階段です。このおかげで二世帯住宅の距離感が変わったようにうかがえます。

 

奥さま:そうなんです。玄関や水回りは別々ですが、内階段で父のフロアと自由に行き来できます。階段室の間仕切り壁がガラスなので、なんとなく階下の気配が伝わってきて安心ですね。「あ、今帰って来たな~」とかわかります。

 

かと言って、プライバシーが邪魔されることなく、程よい距離感を保てていると思います。

1枚板のダイニングテーブルが調和するインテリアに

C:デザインはどうでしょう? シンプルですが、随所にお2人のこだわりがうかがえます。どのように決めましたか?

 

ご主人さま:そもそものきっかけは老朽化なので、デザインについてはなんとなく「キレイにしたいな」と思う程度でした。だからクラフトさんのデザイン実例を見ていると「これもいいな、あれもいいな」と、とめどもなくなってしまって…。ちょうどその時〈ATELIER MOKUBA〉の一枚板のダイニングテーブルに一目惚れして購入。これに合ったデザインにすることにしました。

 

赤茶で個性的なブビンガの一枚板とケンカしないよう、フローリングはシンプルなものに。また子どもたちが過ごしやすい、明るい雰囲気が理想でした。

出典:お父さまのフロアはシックで落ち着いたインテリアに

ご主人さま:2階の父のフロアは、ダイニングテーブルと同じくブビンカのフローリングです。父の住まいの仕様もほとんど私たちに任せてもらえたんですが、「もし大人だけだったらこんな空間がいいよね」というのをイメージしながら決めていきました。父もくつろいでくれているようです。子供部屋はちょっと個性的にしようと思い、アカシアのフローリングをセレクトしました。

同じショールームに4回行ったことも...

C:各スペースでフローリングを分けられたんですね。クラフトでは、フローリングはもちろん、取っ手ひとつ、までお施主さまに選んでいただきます。すごく悩んだりしませんでした?

 

ご主人さま:デザイナーさんがいくつかピックアップして見せてくれるんですが、どうしても自分で確認し、比較検討したくて。床やキッチン、浴室、洗面室…ショールームは全部行きました。同じ所に3~4回行くこともありました。そういう点は大変でしたが、実物のイメージをつかみたかったので、これだけは外せませんでしたね。

 

奥さま:私は逆で、もう疲れちゃって(笑)。ほとんど主人にお任せでした。強いて言うなら「家事がラクになるといいな」と思っていたので、こちらのオープンキッチンはよかったですね。大きくて使いやすいし、これまでのクローズドキッチンに比べると子どもの様子がわかりやすく、家事をしやすくなりましたから。

クラフトは、こだわりを寛容に受け止めてくれたから

奥さま:暮らしての大きな変化と言えば、主人がこまめに片付けるようになったことです。おかげでガラスはいつもピカピカ。私も子どもとゆっくり過ごす時間が増えました。

 

ご主人さま:そう言われるとそうですね。時間がある時には掃除機をかけたり、ガラスやキッチンを磨いたりするようになりました。やっぱりきれいな状態を保ちたい、と思いますね。

 

C: お住まいに愛着が生まれた、という事でしょうか…?

 

ご主人さま:はい。デザイナーさんには、もう自分でも覚えていないくらい細かい要望を伝えました。たとえばペンダントの高さやカウンターの長さは、数㎝単位で検討しました。いくつかのパターンを比較しながら結論を出し、ひとつひとつ納得して決めたかった。こうしたこだわりを寛容に受け止めてくれたから、満足のいくリノベーションができたんだと思います。

まとめ

さまざまな問題と理想を明確にし、冷静な判断を積み重ねながら、着実にリノベーションを進めていったYさんご夫婦。お2人のお話からは「最大限できることをやった」という印象を受けました。

 

撮影の合間に、2階~3階~ロフトをにぎやかに行き来していたYさんたち。2階の一部はYさんのファミリークロークとなっており、そこを訪れるたびに、ガラス越しにお父さまのくつろぐ様子が分かるようになっています。わざわざたずねて会話をしなくても、一目見て「元気そうだな」とわかります。

 

「ときどき孫が遊びに来たりね。まあ悠々自適にやってますよ」とお父さま。お互いにほどよい距離感を保ちながら、たのしく過ごしているそうです。

 

リノベーション事例について詳しく見たい方は、こちらをご覧ください。

ビルをリノベーションして住むデザイン実例

 

 

*バックナンバー*

お客様インタビューvol.1  「木のぬくもりある家」

お客様インタビューvol.2  「生活動線にこだわる 」

お客様インタビューvol.3  「シンプルモダンの白い家 」

お客様インタビューvol.4  「3戸を1戸に」

お客様インタビューvol.5  「子どもが主役の家」

お客様インタビューvol.6  「ワンストップで物件探し」

お客様インタビューvol.7  「リノベしかなかった」

お客様インタビューvol.8  「昼と夜2つの顔」

お客様インタビューvol.9「家族がつながる家」

お客様インタビューvol.10「2人で過ごす家」

お客様インタビューvol.11「ワンルーム・スタイル」

お客様インタビューvol.12「自分で選びたかった」

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