MANSION RENOVATION

「2戸をつなげて1戸にリノベーションしたい」とお考えの方は、耐久性やマンションの管理規約によってはできない場合があることをご存知ですか?
2戸をつなげて1戸にリノベーションできるケース、できないケースを知っておきましょう。いくつかのリノベーション会社に相談することが大切です。

2戸をつなげて1戸にとは

お子さまの成長や家族構成の変化によって、手狭になってきたマンション。増築ができないマンションやビルなら、2戸をつなげて1戸にリノベーションするのがおすすめです。2戸をつなげて1戸にリノベーションし、LDKを拡大したり、子供部屋を設けたり、憧れていた書斎を設けたり。住まいが広くなるだけでなく、プラスαで憧れの空間をつくることができます。こうしたメリットから、2戸をつなげて1戸にリノベーションする方は少なくありません。ただし、2戸をつなげて1戸にリノベーションするときには、その建物のオーナーの許可が必要です。ご自身やご親族などが1人で建物全体を所有している場合は問題ありませんが、分譲住宅のように所有者が複数いる場合は、2戸をつなげて1戸にリノベーションすることがむずかしくなります。

2戸をつなげて1戸に_事例 #361

2戸をつなげて1戸に
事例 #361

場所_東京都 / 夫婦+子供2人
築年数_築15年 / リフォーム面積_95㎡
工期_3ヶ月

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2戸をつなげて1戸にリノベーションすると、居住空間がかなり広くなります。スペースを拡大できれば、プランの自由度もぐっと高くなりますね。奥さまの趣味の部屋やご主人さまの書斎など、限られた空間では不可能だったスペースも無理なく設けることができます。ただし、2戸をつなげて1戸にリノベーションするときは、いくつかの注意点があります。

2戸をつなげて1戸にリノベーションする工事では、隣室との境界となっている“界壁”を撤去します。しかし、この界壁が構造躯体を支える重要な耐力壁のときは、残念ながら撤去できません。リノベーション会社に相談しても、断られてしまうケースが多いようです。しかし、ここであきらめてはいけません。構造計算を行い、耐力的に一部の界壁を開口しても問題ないことをきちんと証明し、「2戸をつなげて1戸にリノベーションが可能」だと判断する会社もあります。他社に断られてしまった方も、あきらめずに数社に相談してみましょう。ちなみに、分譲マンションのほとんどは、鉄筋コンクリート(RC)造や、鉄骨鉄筋コンクリート (SRC)造です。どちらもまずは緻密な構造計算を行い、耐久性を確信した上で開口し、2戸をつなげて1戸にすることになります。

お客さまから「2戸をつなげて1戸にリノベーションしたい」というご相談をいただいた場合、まずはその建物全体の所有者をお聞きします。かならず所有者の許可が必要になるからです。マンションは、基本的に共有部分のリノベーションが認められていません。先述した隣室との境界にあたる界壁は、共有部分です。「界壁を開口して、2戸をつなげて1戸にリノベーションができる」とわかっても、その建物の所有者、つまり管理組合がOKをしなければ、実際は不可能なのです。では、管理組合から2戸をつなげて1戸にリノベーションに対して許可が下りた例はどれくらいあるのでしょうか? 基本的に、管理組合は前例のない工事を認めておらず、また率先して検討してくれるわけでもありません。もし分譲マンションを2戸購入し、2戸をつなげて1戸にリノベーションしようとしても、ほぼ不可能だと考えてもよいでしょう。しかし、分譲マンションのように多数の所有者ではなく、ご自身やご親族の方が1人で所有している場合は、2戸をつなげて1戸にリノベーションできる可能性が高くなります。

このように、2戸をつなげて1戸にリノベーションするには、さまざまな条件が関わってきます。物理的には可能であっても、諸条件が足かせとなって、2戸をつなげて1戸にリノベーションできないこともあります。これらをご自身で判断するのは難しいかもしれません。まずはリノベーション会社に相談し、2戸をつなげて1戸にリノベーションできるかどうかを調査してもらいましょう。

2戸をつなげて1戸に

2戸をつなげて1戸にリノベーションできるケース、できないケースをご紹介しています。増築ができないマンションやビルで有効なのが
2戸をつなげて1戸にリノベーション。しかし、多くの制約があります。信頼できるリノベーション会社に相談し、広々とした住まいをつくりましょう。

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