リノベーションの家具選び。Vol.1
つくる人々の物語 つくる人々の物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.005

リノベーションの家具選び。Vol.1

スタイルにとらわれない。

「昔の既製家具は画一的なデザインが多かったけれど、ここ数年でバリエーションがぐっと増えたように思います」と話すのは、デザイナーの渡部。人気カフェや雑貨店の影響から新しいスタイルに注目が集まり、「家もこんな風にしたい」と言う方が増えているのだとか。「北欧系やインダストリアル系の家具を扱う店も増えたし、またリプロダクト製品なら価格がもっと手頃。こういった家具は、レンガの壁やタイルをつかったリノベーション空間に、ぴったりとハマるんです」。クラフトのリノベーションでも、家具は空間づくりに欠かせない存在です。
「リノベーションでは、“〜スタイル”などの枠にとらわれず、好きなものを自由に取り入れていいと思うんです。そうすると、選択肢が増えておもしろいですよ」。年代や素材を気にせずに、純粋に『いいな』と感じた家具を1つひとつ、ゆっくりと集めていくことも、家づくりのたのしさです。

決め手は“心地よさ”。

とは言っても、思いのままに家具を並べてしまうと、全体的にまとまりのない印象を与えかねません。さまざまなスタイルの家具をうまくまとめるには、「何よりも心地よさが大切」と渡部。「室内で見たときにしっくり馴染む“心地よさ”、座ったとき、触れたときの“心地よさ”を大切にしてほしいですね」。
クラフトでは家具選びのサポートを行っていますが、このときも、渡部の家具選びは“心地よさ”を最優先。例えば、ソファ。ゆるやかな傾斜で奥行きも十分なソファは、いかにも気持ちよさそうで、若い方にも人気です。しかし、ご年配のお客さまには、傾斜が小さく、奥行きが浅いほうが立ち上がりやすいもの。そのタイプのなかから、さらにこれまで大切にしてきた年季の入った家具や調度品と調和するようなデザイン・素材のものを選んでお勧めしています。住む人の年齢や好みを考慮しつつ、心地よさを追求していくと、自ずと空間に統一感が生まれるそうです。

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