設計士が語らう、素材の話。Vol.2
素材の物語 素材の物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.002

設計士が語らう、素材の話。Vol.2

狙い目の家具・雑貨とは?

リノベーションでは、家具や雑貨も空間を彩るための大切なもの。デザイナーはお客さまから「家具もセレクトしてほしい」なんてご依頼をいただくこともあるため、スタンダードからトレンドまで、常にアンテナを立てていなければなりません。

—お客さまからは、家具や雑貨に関してどのようなリクエストがあるんですか?

森:本当にさまざまだけど、とくに印象に残ったのはアンティーク調のアイテムが好きだった方。僕もちょうどアンティークが好きだから、1920年代のフランスの家具や雑貨に注目していたところだったんだ。実は今、この年代の工場が解体されていて、その放出品がすごく狙い目。アンティークの定義は製造から100年とされているから、20年代はぎりぎりアンティークにはならず関税がかからない。だけど、アンティークに限りなく近い風合いがでているから、リーズナブルでよいものが手に入ってちょっとお得だよね。

思い出を上手に使って。

—確かに、その空間をつくったデザイナーがセレクトした家具が調和しないはずがないですよね。住まいのことを知り尽くしているわけですし。

中野:うん。でもそれとは逆に、まずモノがあってデザインをしていくっていう場合もあるよ。ご愛用の家具とか、お気に入りの絵とかね。

—へえ。そのなかでも、とくに印象的だったモノはありますか?

中野:「20年前にイタリアで買ったシャンデリアをどうしても使いたいのですが」ってご相談いただいたんだけど、それがまたすっごく大きいの。電球も古いタイプだったし、電圧もフランス仕様だし。玄関の天井を40㎝上げて、電球を探して、電圧を日本仕様に直して、やっと使うことができた。

—お客さまの思い出も、デザインの一部なんですね。藤原さんはまだ入社して間もないですが、まわりの先輩からどのような印象を受けますか?

藤原:いろんな素材が頭のなかにインプットされていて、住まいの条件や素材に合わせて自由自在に使いこなしている印象かな。勉強熱心な先輩が多くて、ついて行くのが大変!(笑)

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