設計のすべてに、意味がある。
つくる人々の物語 つくる人々の物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.002

設計のすべてに、意味がある。

主役は設計じゃない?

こってりとした色合いのヴィンテージ家具や、橙色のなつかしい光を放つライト。最近ではこうした家具や小物が、リノベーションに欠かせないアイテムになっていますね。設計士の森は、「リノベーションでは、設計が主役じゃなくなることもあるけど、そんな時はシンプルに設計することにしている」と話します。「お持ちの家具や小物の邪魔をしないし、暮らす人が好きにカスタマイズできるからね」。ヴィンテージ感を演出したマンションは、じっくり暮らすことによって本当のヴィンテージに育てられていくのです。

ここ数年で人々の関心を集めるようになったリノベーションですが、その発想はかなり前から注目されていたようです。たとえば、職人さんが作業の目印としてつけたサイン(墨出し)を、「かっこいいんじゃない?」とそのまま残してみたり。自由な発想から生まれたものだから、決まりゴトはありません。

それぞれが「いいな」と思うことをカタチにするのが、私たちの考えるリノベーションです。

遊びにも意味を持たせて。

とりとめもなく広がっていくお客さまのイメージを、どうやってまとめるかが設計士の力量です。そんなとき、重要になってくるのが素材の使い方。「あえて、きちんと塗装された鉄ではなく、成形しただけの無骨なものを使ってエイジング感を演出することも。ほかにも、小学校で使われていたようなモザイクタイル、おばあちゃんの家にあったような型板ガラスや磨りガラスなど、素材の選択肢はたくさんある。だけど、ただ使えばいいってものじゃなくって、『ここに使うことで、暮らす人がどのように感じるか』という視点から選んでいくことが大切かな」

お客さまが心に描いている物語をしっかりと読み解いて、たくさんの素材のなかから、ぴったりのものを選び出していく。きちんとした意図を持った設計図で、ささやかだけど、ふと心打たれるような住まいを完成させています。

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