限りなくリアルに。
つくる人々の物語 つくる人々の物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.018

限りなくリアルに。

”積み上げた石”を表現するために。

『壁に石を貼る』。リノベーションではよく見られる意匠ですが、ただ貼るだけでは効果がありません。石を”貼った”のではなく、”積み上げた”ように見せることが大切。そのために、デザイナーはミリ単位でこだわりました。
こちらはリビングの正面に設けた石の壁。ダイナミックに流れる木の勾配天井を、力強く受け止めてるような趣です。石の張り方・見せ方に工夫し、積み石のようにリアルな佇まいを演出しました。そのために天井の板を先に張り、その後に壁に石を貼っています。壁と天井の間には数mmの隙間を設け、石壁の縁を見せたことが最大のポイント。言われなければわからないほど些細なことが、大きなリアリティを生むのです。

勾配天井と石壁のあるリノベーション空間

伝統的な杉の格子戸。

ゲストをもてなすラウンジは、しっとりとした和モダンのホテルをイメージしました。モダンな空間に和の要素を与える重要な役割をなしているのは、昔ながらの千本格子の引き戸。3枚並んだ引き戸のシルエットは端正で、一見クールな印象さえ感じさせます。建具の製作は、組子細工を手掛ける福井県の建具屋さんに依頼しました。ダークトーンのシックな空間になじむよう、デザイナーは赤みがかった杉の木をセレクト。近くで見ると直線の木目がはっきりとわかり、粋な印象です。手ざわりはやわらかく、さらにコーナーに面とりを施したことで、見た目にもやさしさが。伝統的な工法や素材にディテールまでこだわりました。本物を求める人だけが手に入れられる、和の静寂がただよっています。

和モダンにリノベーションした実例

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