あの壁の向こう側。
つくる人々の物語 つくる人々の物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.016

あの壁の向こう側。

”べき”にとらわれるべきではない。

洗面室にはドアがある”べき”。床はフラットである”べき”。廊下は直線である”べき”。LDKは見通しをよくする”べき”。収納はたっぷりつくる”べき”...。
気がつくと、ついつい私たちは住まいの固定概念にとらわれています。それに加えて、これらがスタンダードでもあるかのように、建売住宅やマンションで見かけるのは、一辺倒な間取りばかり。自分たちの暮らしにフィットする部分もあるけれど、まったく合わず、むしろ余計だと感じることもある。そういうケースがほとんどなのではないでしょうか。リノベーションでも同じです。ステレオタイプの住まいにとらわれていては、自分の暮らしに合った住まいをつくることはできません。リノベーションにおいては、住まいの固定概念がユニークなプランの足かせとなってしまうことがあるのです。

ドアのない洗面室にリノベーション

壁の向こうに、なにを想う。

というわけで、こちらの自由ヶ丘モデルルームの洗面室には、ドアがありません。「ドアがない洗面室なんて見たことない」なんて言われるかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。着替えるときはドアを閉めるけれど、湿気の溜りやすいから普段は開けっ放し、なんて方が多いのではないでしょうか。
もちろん丸見えなのは困りますから、ドアの代わりにあざやかなオレンジの壁で、しっかり目隠ししています。廊下の床には、浴室・洗面室に誘うようなモザイクタイル。初めて訪れたゲストは、「何があるの?」と、壁の向こうをのぞいてみたい衝動にかられます。もちろん、ここで暮らす人も、壁の向こうに宝物を隠しているような気分です。ドアではなく、壁で目隠し。その壁の向こうには、見る人のたくさんの想像がふくらみます。

ドアのない洗面室にリノベーション

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