素材の相性。
素材の物語 素材の物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.010

素材の相性。

それぞれの魅力をひきたてあう。

ワインとチーズ、コーヒーとチョコレート。リノベーションに使う素材にも、お互いの魅力を”ひきたて合う”組み合わせがあります。
たとえば、大谷石とウォールナット。イメージも産地も、まったく異なる素材です。栃木県で採掘される大谷石は、石のなかでもやわらかく加工がしやすいため、昔から日本人に親しまれてきました。フランク・ロイド・ライトが設計した旧帝国ホテルにも使われています。一方で、ウォールナットの産地はアメリカ・カナダ。主に海外で、高級家具に使われてきました。それぞれのバックボーンはまったく違うのに、こうして組み合わせると馴染んでしまうのは、〈クラシカル〉〈ぬくもり〉という共通点があるから。大谷石の素朴さ、ウォールナットの重厚感が、お互いのスポットライトとなっています。

素材にこだわったリノベーションしたリビング・ダイニング 

それぞれの不足を補完しあう。

一方、リノベーションでは、素材の組み合わせによってそれぞれの”足りないもの”を補完することもあります。
こちらは、「木の質感が好き」というご夫婦がリノベーションした住まいです。夜はお酒を飲んだり、本を読んだり。いつも静かに過ごす、大人の空間が理想だとか。ただし木のボリュームが多すぎると、野暮ったくなってしまいます。そこで、木をたくさん使ったリビングの吹き抜けに、スチール階段を設け、クールなイメージをプラスしました。存在感のある木の柱の間には、存在感のないFIXガラスを入れて、木のボリュームを調整。モダンさと素材感を感じる絶妙な空間を、素材の組み合わせによってつくりました。それぞれ足りない部分を、お互いが支え合う。印象を深めるのに効果的な、素材の組み合わせです。

素材にこだわったリノベーションしたリビング

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