いろいろ壁の色。Vol.2
つくる人々の物語 つくる人々の物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.015

いろいろ壁の色。Vol.2

お施主さまのイメージを探る。

壁の2色を選ぶため、膨大な数のサンプルを見たという藤原。ぱっと見るとどれも同じようだけれど、並べたり、光に当てながら比較すると、やはり違いは明らかです。
「塗装の壁は、朝の光、午後の光、白熱灯など光の種類によって印象がまったく変わります。どこの壁にどの色を、どんな仕上げで塗ったらお施主さまのイメージに 近づけるか。それだけを考えていました」。
結果としてクールなグレーの壁には、どこかほっとする味わいが備わっています。薄いグレーはLDKに、濃いグレーは寝室や書斎に塗り、つながりのあるパブリックとプライベートを視覚的に切り替えたこともポイントです。ほどよいラフさとクールさ、趣とモダンさ。お施主さまの思い描いていた世界感を、ほぼ完璧に表現することができました。

光で印象が変わる塗装の壁

「これ以上完璧はない」ところまで。

今回の塗装で使ったのは、PORTER'S PAINTSのペンキ。10種の質感と288色の色味があり、オリジナルの色をつくることも可能です。しかし、それほどの種類の中から選ぶのは、たった2色だけ。簡単ではありませんでした。
「デ スクで選ぶのと、実際に塗る現場で選ぶのはぜんぜん違います。今回は現場の空気感を感じながら、じっくりとえらぶことができました。もうこの空間にこれ以上ハマる壁はない、というところまで持っていけたと思います」と満足そうな藤原。最終的に選ぶのはお施主さまですが、”たのしくえらべる状態”まで準備をするのは、デザイナーの仕事。その準備は、お施主さまのイメージをしっかりと掴んでいたからできるのです。お施主さまとデザイナーの間に共感があったから、とっておきの2色を選ぶことができました。

塗りムラや刷毛跡のある塗装の壁

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