いろいろ壁の色。Vol.1
つくる人々の物語 つくる人々の物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.014

いろいろ壁の色。Vol.1

濃いグレーと淡いグレー。

「壁は光や面積によって見え方が違うから、選ぶのがむずかしいんです」と話すのは、クラフトのデザイナーの藤原。探していたのは、濃いグレーと薄いグレー。同じグレーでも、ピンクがかっていたり、青っぽかったり。あるいは単体で見ているとグレーなのに、隣の色によっては黄みがかって見えたり。小さな サンプルで見たときはちょうどいいトーンだったのに、大きな壁に塗ったとたん「暗くなった」「明るすぎた」なんてことも。壁の色えらびはとてもむずかし く、こだわればこだわるほど複雑になっていくのです。
今回のリノベーションでは、ご自身の確固としたスタイルをお持ちの施主さまにとことんつき合ったという藤原。たくさんのカラーサンプルのなかから、たった2色のグレーを選ぶまでの物語です。

壁の色を選ぶ事例

最初は色を選ばない。

塗装はいきなり”色”をえらぶのではなく、”塗り方”を考えるところからはじまります。「壁は塗装。上品に塗るんじゃなくて、ラフさがほしい」と いうご希望がありました。まずは仕上がりの異なるけれど、お施主さまのイメージする空間に合いそうなサンプルを取り寄せました。その中から、刷毛の跡や塗 りムラが浮き上がる仕上がりを気に入っていただいたので、じゃあ次は色を決めようということに」(藤原)
壁の面積や光量によって印象がさま ざまに変わる色。「そこで、8色のグレーのサンプルを用意しました。実際の現場で、陽当たりのよい壁・暗い壁にそれぞれ貼って、色の微妙な違い、刷毛の出 方などをお施主さまに見ていただきながら、どうにか4色にしぼることができました」リノベーションに本気で向き合おうとするお施主さま。藤原はそれを叶えようと、とにかく必死だったそうです。

壁の色を選ぶ設計士

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