奥深きプランニング。 vol.2
つくる人々の物語 つくる人々の物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.013

奥深きプランニング。 vol.2

デザイナーの個性より、お客さまの好み。

「プランにはデザイナーそれぞれの個性が強く表れるのですか? 」と聞くと、「うーん。むずかしいね」と生田。
「アトリエ系の設計事務所で働いていた頃は、そうだったような気がする。お客さまはアトリエの作品性に惹かれて依頼するから、大まかな要望だけでプランを任せていただいて、自分らしさ、アトリエらしさを出すことが多かった。もちろんクラフトのお客さまも、『クラフトのプランやデザイン性に惹かれてきました』っていう方が多い。だけど、ひとりひとりがしっかりとした理想やこだわりを持ってクラフトに依頼しているという印象かな。お客さまの好みを深く理解してプランを考え、いくつかのプランのなかで、お客さまの好きそうなものを一番にお勧めするようにしてる。そういう意味で、プランの構築方法はデザイナーによって違うけれど、少なくともクラフトのデザイナーは自分の個性や好みを押し付けることはないんじゃないかな。結果として唯一無二の作品ができあがれば、それでよいと思う」

理解するための”懐の深さ”。

お客さまは何が好きで、何が嫌いで、どんな暮らしを理想としていて、家族とどのような関わり合いを望んでいるのか。見えない部分にこそ、プランニングに必要な情報が潜んでいます。
「お客さまを理解するには、こちら側の懐が深くない。打合せでは、建物の構造やデザインの話をしていたと思ったら、いつの間にか奥さまの家事や収納、子育ての難しさについて語っている。話の振り幅がとっても大きいんだ。自分自身にたくさんの引き出しがなければお客さまを理解できないし、共感もできない」。
プライベートでは散歩をしたり、本を読んだりしながら見識を広げるように努めているのだとか。さまざまな角度からお客さまとその暮らしを見つめ、プランを考える。これはクラフトのデザイナー全員に共通するプランニングかもしれません。大切なのは、お客さまを受けとめる懐の深さ。「『生田さんにお願いしてよかった』なんて言われると、やっぱり嬉しいからね」と、笑いました。

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