本気のためし塗り。
つくる人々の物語 つくる人々の物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.011

本気のためし塗り。

カラーモルタル塗り。

自由が丘モデルルームの壁に、カラーモルタルを塗ることになりました。クラフトのリノベーションでも室内にモルタルを塗装するケースはありますが、「何か新しい試みをしよう」というのがデザイナーたちの共通の意見。亜麻色に白をかさねる。黒に白をかさねる。さらに、モルタルの厚み、コテの押さえ方、ならし方によっても仕上がりはがらりと変わるため、ひとまず”ためし塗り”をしながら、色合いと塗り方を決めていくことになりました。
そうして、ためし塗りだけのためにモデルルームにはるばるやってきてくれたのは、熟練の左官職人さん。クラフト側も、”こだわりの強さなら敵うものなし”のデザイナーたちが集合。ああだこうだ言いながら、モルタルのためし塗りがスタートしました。

モルタル塗りの事例

感覚の以心伝心。

4人のデザイナーに囲まれながら、黙々とモルタルをこねていく職人さん。途中で加えたのは、松煙と言われる天然の着色料です。化学着色料よりもずっと重く、深い黒。キャンパスサイズにカットしたモルタルの下地板に、ざざっと手早く塗り上げていきます。上からところどころに白いモルタルをかさね、なじませる。
「フラットだけど、もやもやしてほしい」「てかてかのところと、ざらざらのところがあるといいね」「白をもう少し残したい」とデザイナー。「じゃあ黒を抑え気味に塗って、少し固めてから白をのせましょう」と職人さん。こんなやりとりでも、職人さんにはしっかりと伝わっているようです。「後から研いでもいいかもしれませんね」と職人さんからもご提案いただき、「じゃあ研いだのと、研がないのもつくってもらえますか」とデザイナー。こんな手間のかかること、よっぽど建築が好きじゃないとできませんよね。

モルタルの試し塗り

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