素材でつくるヴィンテージ。Vol.1
素材の物語 素材の物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.004

素材でつくるヴィンテージ。Vol.1

サブウェイタイル。

「どのようなテイストをご希望ですか?」とお聞きしたときに、「ヴィンテージっぽく」という声をいただくことが多くなりました。もしヴィンテージやアンティークの家具をお持ちなら、それらが溶け込むような空間に。モダンな家具がお好きなら、あえてレトロな素材を取り入れて、引き立てるように。今回は、ヴィンテージ感を演出するための素材使いをご紹介したいと思います。
例えば、サブウェイタイル。1900年代初頭、ニューヨークの地下鉄駅構内で使われていたようなハンドメイド風の歪みが特徴です。奇をてらったデザインではないけれど、なめらかな凹凸や、やさしく反射する光についつい目を奪われてしまう。オールドファッションならではのノスタルジックな魅力をたたえています。
目地にもこだわってみてはいかがでしょう。目地が白だと清潔ですっきりとした印象、ダークグレーなら一つひとつのタイルの形が強調され、クラシカル感もぐっと増します。汚れをさっとふきとりやすいため、キッチン、洗面室、バズルームといった水まわりの壁におすすめです。

アンティークレンガ。

時間の経過とともに黒くすすけ、変色し、砕けて丸みを帯びたアンティークレンガ。クラフトのリノベーションでも人気の素材です。そんなアンティークレンガの魅力をデザイナーの森に聞いてみました。
「一つは、通常のレンガに比べて存在感が大きいこと。壁の一部に貼るだけで、重厚なアンティーク家具を置いたのと変わらないくらい、あるいはそれ以上のインパクトを与えることができる。自然に醸成されてできたものだから目立ちすぎるわけではなく、どのような空間にもなじむところもいいよね」
また、アンティークレンガを貼るときは、現場の職人さんたちも力が入るのだとか。
「納品されるレンガは同じ色合い、風合いのものが一つとないから、どこにどのレンガを貼るかで見え方が全然変わってくる。つまり、職人さんのセンスに頼るところが大きい。だから期待以上にカッコよく仕上がってたら、『さすが!』って拍手したくなっちゃうよ」

他の家づくり物語OTHER COLUMN クラフトが紡ぐ、そのほかの物語です。

家づくりのこと

一戸建てのリフォームにはないさまざまなメリットがあるマンションリフォーム。もちろんデメリットについてもご紹介しています。
古いマンションのリフォーム・リノベーションには、中古マンションを購入しリフォームする場合と、今住んでいる古いマンションをリフォームする場合があります。

素材でつくるヴィンテージ。Vol.1 トップ