北欧暮らし。
ワタシの家作り物語 ワタシの家作り物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.008

北欧暮らし。

どちらの北欧。

「最初はデザインをイメージできず、なんとなく北欧がいいなと思っていました。デザイナーさんにそう言うと『明るい北欧と暗い北欧、どちらですか?』と。たしかに北欧系にもいろいろありますよね。『じゃあ暗いほうで』って言うと、ピンときたと言わんばかりに深くうなずいて見せてくれました。数週間後に渡された3Dのイメージ画像は、完全に私の好み。夫と一緒に『もう全てお任せしちゃおう』と、それからは身を委ねたような感じでした」とAさん。
ヴィンテージの北欧家具が似合うシックな空間づくりのために、素材のひとつひとつを厳選し、その配置方法にもこだわりました。チークのフローリングは表面に濃淡と強い木目を刻み、その立体感が無垢材の存在を揺るぎないものにしています。リビングや寝室、書斎などのドアは、赤茶の杉を羽目板張りにしてオリジナルでデザイン。濃淡の異なる板をバランスよく組み合わせることで、森林の大木のようなリアリティーが生まれています。

教会へつづく小道。

冬が長く、家の中で過ごす時間が長いぶん、住まいに高い快適性を求めると言われる北欧の人々。こちらのお住まいも風のめぐりや光の差し込みを改善することで、暮らし心地をより高めています。
「キッチンでも玄関でも光と風がふわーっと通り抜けて本当に気持ちがいい。玄関なんかはとくに心地よく、立っていると神聖な気持ちになるんです。ほら、こうしていると教会につづく小道を歩いているみたいじゃありません?」
控えめな光沢のタイルは、白い目地でひとつひとつの形を強調しながら網代貼りに。年季の入った赤煉瓦の上を歩くような趣が生まれました。両側に立ち上がる漆喰の壁はタイルを引き立て、水面の光のような優しさで玄関をほの明るく照らします。視線の先には間接照明の灯るニッチと景色。こうして佇んでいると、Aさんのおっしゃる通り清らかな場所に向かっているような錯覚が生まれます。

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