本物素材のやさしさ。
ワタシの家作り物語 ワタシの家作り物語 MY HOUSE MAKING STORY vol.006

本物素材のやさしさ。

“好きなもの”を飾る余白

ある陶芸作家のファンだという、Sさんご夫婦。「デザイナーさんに『この作品のポスターが似合う空間にしたい』とお話ししたら、『私も大好きなんですよ』と。それで“すっかり伝わった”という気がしました」
ポスターを飾るLDKは、色彩を抑えてシンプルにデザイン。一方で、素材はテクスチャーが伝わるものをチョイスしています。壁には白い珪藻土を塗って、職人さんの手仕事を感じさせ、フローリングはオークの挽き板の凹凸を残しながら、白っぽく染色。キッチンカウンターの側面には、色むらのあるオーク材を張って、ざっくりと仕上げています。
白い壁にはポスターを貼るための、たっぷりとした余白を設けました。優美なのにどこか素朴であたたかい、お気に入りの陶芸作品のポスター。それらが溶け込んでいくような、華美すぎず、控えめすぎない空間。本物素材の優しさと上品さに、じわじわと心が癒されていきます。

静かにゆらめく5つの灯り

「打合せが終わって雑談していたとき。デザイナーさんがふと、『白熱灯っていいですよね。あったかい感じがして』っておっしゃったんです。もともと好みが近いなあ、って感じていたから、『では、どこかに白熱灯を使っていただけませんか』とお願いしてみました」
そうしてデザイナーが提案したのは、リサイクルガラスを使ってつくられた無垢のガラスの丸いライト。どのように並べたら一番うつくしく見えるかを考え、紙を丸めたライトのダミーを5個つくって文句なしの配置を決定しました。かすかな気泡や歪みのあるガラス球が心地よく重なり、オレンジの光が静かにこぼれます。白い天井に散らばった光は、小さな花のようなかわいらしさ。
「ライトを消しても手づくりのガラスには独特の存在があって、空間に透明感が生まれます。インテリアのことも、この家を設計してくれたデザイナーさんに相談できて本当によかったです」

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